胃カメラ検査の流れ、前日の食事から検査中のえずき防止のコツ

身体

胃カメラ(胃内視鏡カメラ)のイメージは痛い・苦しいなどネガティブな内容が多いですよね。

これから胃カメラ検査をする方、特に初めての方は不安だらけだと思います。

私は会社の健康診断でバリウムで再検査になり胃カメラ検査をしたのが初体験だったのですが、個人的にバリウムのほうがきつかったのでその後胃カメラを選択するようになりました。

ここでは私が今まで10回位経験した事を踏まえて、準備から検査終了までの流れと苦しまないコツをご紹介いたします。 ご紹介することは、個人の経験からの発信なので100%正しい事ではないのでその辺りはご理解願います。

ちなみに私は口からの胃カメラしか経験が無いため、鼻からの検査には言及できません。

前日・当日の食事

検査を受ける方は病院から注意事項等が記載された文書が手元にあると思います。各項目に対して私の対応は以下です。

夕食は19時~21時まで

この表現は午前中に検査する方に多いと思います。これは検査12時間前には食事を済ませてくださいという意味になり、ある程度余裕を持たせた設定です。胃を空にしてねってことですね。

私は普段から食事の時間が遅いので、午前中に検査する場合でも0時位まで食事をしています。それでも胃に内容物があったことはありません。

アルコール・喫煙はNG

アルコールは普段から飲まないのですが、先日胃カメラ検査受ける時にわざと飲んでみましたが、問題ありませんでした。煙草に関しては、病院に向かう車内で吸ってるので問題なさそうです。

薬は飲んでもOK

前日の夜はOK、当日はNGですね。病院に行くので具合が悪くなったら報告すれば問題ないと思います。

当日の朝

コップ1杯くらいの、透明な飲み物はOKとしている病院が多いです。透明というのは水・スポーツドリンクを指します。 これに関しては種類は守った方がいいです。が、私は量に関してはあまり気にしないで飲んでいます。

検査の流れ

胃の泡を消す飲み物と麻酔

50ml~100ml位の、少しとろみがある液体を飲みます。これは胃の泡を消す事が目的です。味はありませんがとろみがあるため、飲みにくいです。

続いて喉にスプレータイプの麻酔を行います。注射ではなくてスポイトで注入され、喉の奥に5分位とどめておきます。この時、鼻が詰まっていると非常に息苦しくなるので、当日朝はよく鼻をかんで鼻呼吸を確保しておきましょう。 5分位経過したら飲み込む又は吐き出します。

検査

いざ、検査室へ。ここまで来たらまな板の鯉状態ですね。ここでは麻酔等の追加選択(病院によって決まりが異なります)ができると思います。

1.注射による、少量の麻酔薬・鎮静剤の投与

2.喉への追加のスプレー麻酔

嘔吐反射・検査への不安が強い方は両方適用したほうが良いです。初めてなら必ず実施しましょう。

ここからが本番。マウスピースを加えてカメラ挿入。コツとしては絶対に力まない事と呼吸するときは腹式呼吸にします。鼻から吸って口から出す。よだれはだらだら出して構いません。飲み込もうとすると100%えずきます。

一度えずいてしまっても、冷静に力を抜くことだけ考えましょう。

喉を通り過ぎるまでが、一番苦しいのでその後は死んだふりのようにしていましょう。胃を膨らませたりしますが、痛み等は無いので無抵抗で。

検査時間は5分~10分位です。

検査直後

麻酔が思ったより効いている場合は、ベッドから降りる時はふらつきますのでゆっくり降りましょう。

診察

後日の病院もありますが、撮影した画像を見ながら先生が説明してくれます。

検査後の飲食

麻酔が切れるのは1時間後位なので、飲食は避けた方が良いです。少し水を飲んでみて違和感がなければ大丈夫です。

私の経験談

約10回程経験がありますが、先生の腕でかなり変わっくるのは確実だと思います。初めて胃カメラを行ったときは全然苦しくなくて、いろいろ言われているけど余裕じゃんって思っていました。

2回目は地獄でした。初回の経験から楽勝だと思っていたらえずきまくりでした。一度えずいたら止まらず20回位えずいてました。

その後は、力を抜くことに集中していましたが、先生次第でかなり変わるなと感じています。年配の先生ほど苦しまずに検査できている印象です。

病院が選べるなら、評判のいい所を選ぶのもありですね。

また、時間はかかりますが強めの麻酔でおこなってくれるところを探すのもいいかと思います。ただしその場合は、病院で2~3時間休み必要があります。

まとめ

自身で出来る対策と先生の腕次第といったところですが、物理的な対策として検査前は風邪をひかないようにすること、花粉症の方は時期をずらすなどの対策が必要だと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

これから検査を受ける方は、あまり考えすぎないようにして検査に臨むことが大切だと思います。頑張ってください。

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